KEYSION ポータブルDACの選び方:01/02/02 Pro比較と購入アドバイス

KEYSION· 2026-09-07
KEYSION ポータブルDACの選び方:01/02/02 Pro比較と購入アドバイス

「何が違うのか、どれを買えばいいのか?」——3機まとめて聞かれる定番の質問です。この記事ではスペックを1枚の表に整理して、遠回しじゃない答えを出します。

項目 01 02 02 Pro
駆動力 361mW 551mW
PCMデコード 32bit/384kHz 32bit/768kHz 32bit/768kHz
DSD Native 64/128/256 64/128/256 64/128/256
S/N比 130dB@3.5mm 130dB@4.4 / 125dB@3.5 135dB@4.4 / 130dB@3.5
歪み -115dB@3.5mm -115dB(両出力) -121dB@4.4 / -118dB@3.5
ノイズフロア 0.85μV@3.5mm 1.02μV@4.4 / 0.85μV@3.5 1.30μV@4.4 / 0.99μV@3.5
対応インピーダンス 16-600Ω 16-600Ω 16-600Ω
出力端子 3.5mm 3.5mm + 4.4mm 3.5mm + 4.4mm

この表を読むカギは「駆動力」の行。01に駆動力の表記がないのは、設計の狙いがはじめからカナル型だから。02と02 Proの価格差は、ほぼすべて駆動力と限界S/N比に集中しています。デコード対応(DSD256)は3機共通で、どこも手抜きはありません。

  1. カナル型専用、スマホ直挿し:01。0.85μVというシリーズ最低のノイズフロアは高感度なカナル型と好相性。384kHzならストリーミングのロスレスにも十分です。
  2. カナル型主体、たまにヘッドホン:02。361mWあれば250Ω以下のヘッドホンは十分鳴りますし、768kHz対応でスペックを一気に先まで固められます。
  3. 高インピーダンス / プレーナー / デスク+モバイル兼用:02 Pro。551mWの駆動力の余裕があるからこそ、大きなダイナミクスもこの機で最初に崩れることはありません。

もう一つの道もあります。予算が本当に厳しく、条件が「スマホからクリーンな音を出せればいい」なら、H-Turbo S2(CNY 59,USD 9)というケーブル型DACアンプでも間に合います。代償は性能の天井と素材のグレードです。

  • 「スペックは高いほうがいい」——768kHzの音源を実際に持っているとは限りません。使わないスペックに予算を足すなら、駆動力に回すほうが効きます。
  • 「ノイズの数値は低いほうがいい」——0.85μVと0.99μVの差は可聴の閾値よりはるかに下。この数字で悩む必要はありません。
  • 「DACを買えば音が一変する」——DACが解決するのはノイズ・駆動力・デコード対応の3点。音質の大部分は、いつだってヘッドホン自体が決めます。

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